クリスマスイブ?今日は「学校給食記念日」です!の画像

寒さが厳しくなり、あと数日でお正月ですね。
12月24日といえばクリスマスイブですが、「学校給食記念日」でもあることをご存知でしょうか。
学校給食は、明治22年に開始しましたが、戦争により中断を余儀なくされました。その後、戦後の食糧難で児童の栄養不足が問題となり、学校給食の再開を求める声が高まり、昭和21年の12月24日にアメリカのLARA(アジア救済公認団体)による給食用物資の贈呈式が行われたことから、12月24日が「学校給食記念日(当初は学校給食感謝の日)」に定められました。
なお、現在12月24日には給食がないため、翌月の1月24日~31日が「学校給食週間」となっています。


静岡市では、食育の一環として、学校給食に地元の食材を取り入れるようにしています。
今年度は、「水見色きらく市」の手づくりこんにゃくや「なかひらしいたけ」などを使った献立が、市内の一部学校の給食で提供されました。
今月8日には、静岡市立松野小学校で地元の「松野ごぼう」を使った筑前煮が提供され、松野小学校の5年生と6年生の計11名が、地元の生産者から、「松野ごぼう」にまつわる話を聞いた後、生産者と一緒に給食を食べました。
「柔らかくて美味しい」と児童に大好評だった「松野ごぼう」は松野小学校の他、市内25校の小中学校でも提供されました。


松野ごぼう
松野ごぼうが生産されている松野地区は、古くから根菜類の生産が盛んで、一時期はお茶の生産が増えていましたが、近年再び「松野ごぼう」の生産が増えはじめました。「松野ごぼう」は掘りたてで出荷するため香りがよく、また、松野地区の水持ちも水はけも良い根菜に向いた土壌で育ったごぼうは、みずみずしく柔らかいのも特徴です。皮の付近に旨みがあるので、洗う際はスポンジで軽くこする程度にするとよりおいしく召し上がることができます。