初夏の訪れをつげる由比・興津地区の”びわ”の画像

6月に入り、びわの生産が盛んな清水区由比・興津地区の園地巡回に行ってきました。

清水区のびわの多くは、駿河湾を眼下に望む薩埵峠など急斜面で生産されており、農家さんは背の高い木に登って、剪定から袋かけ、収穫までをこなしています。
収穫間近のびわの木を見に行くと、袋の掛けられた実が数メートルの高さまでびっしりとつき、その作業の細かさと手間は、予想をはるかに超えていました。

 

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実の色づきを確かめるため、袋を外してみると、鮮やかに色づいた美味しそうなびわの実が現れました。

出荷をするためには見た目の美しさも重要な要素の一つです。袋をかけることで虫やシミなどから実が守られるため、よりきれいな状態で出荷をすることができるのだそうです。

 

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びわを買うときは、色鮮やかで、産毛があり、“ブルーム”と呼ばれる白い粉が実の表面についているものを選ぶとよいそうなので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

びわの旬は1か月弱と大変短いので、お店で見かけた際には迷わず手に取り、その濃厚な甘さを味わってみてください!

静岡市産のびわは、JAしみずアンテナショップきらりJAしみずグリーンセンター由比店で購入できます。

数が少なくとても貴重なため、入荷の状況を事前にお問い合わせの上、買いに行かれることをおすすめします。