12月に入り、今年もイチゴのシーズンがやってきました!
今回は静岡市で主に生産されている3つの品種についてご紹介します。
まず1つ目は、『章姫(あきひめ)』です。静岡市内のイチゴ農家さんが開発した品種で、酸味が少なく、みずみずしさと上品な甘さが特徴の『章姫』。10年程で品種が入れ替わるイチゴのなかで、20年以上も愛されているロングセラーな品種です。
また、生育するに連れて糖度が上がり、完熟前でも十分甘くなるため、観光農園で特に人気です。
2つ目は、『紅ほっぺ』です。甘みと酸味のバランスがよく、さわやかな香りが特徴です。県内で生産されるイチゴの約8割が『紅ほっぺ』で、全国シェアも4番目の品種です。つやつやで真っ赤な見た目からケーキの材料にもよく使われます。
3つ目は、『きらぴ香』です。宝石のような「輝き」、上品で豊かな「甘み」、フルーティな「香り」が揃った品種です。2014年の冬に登場した、静岡県内でのみ生産されている希少なイチゴですので、お店で見かけた際は是非買って食べてみてください。
以上3品種が静岡市内で主に生産されているイチゴです。食べ比べて好みの品種を探してみてください。
また、イチゴの糖度は先端に近いほど高くなるので、ヘタの方から食べると最後まで甘く感じることができるそうです。是非、お試しください。