８月終わりの週末、「静岡みかんパートナークラブ」主催の親子料理教室が開かれました。
静岡特産のミカンを愛する人たちが集まる同クラブは、こども園等での食育活動に取り組んでおり、親子料理教室は、毎年この時期に開かれています。
この日用意されたのは、ザルいっぱいの青いミカン。
秋の収穫までに大きくしたい実に養分を届けるため、間引きをした「摘果（てっか）ミカン」と呼ばれるものです。
同クラブは農薬を使わずミカンの栽培をしており、間引いたミカンも美味しく食べられないかとの思いからこの料理教室が始められたそうです。
参加者は自分で搾った摘果ミカンジュースで乾杯したあと、さっそく料理に取り掛かりました。
献立は、スライスしたミカンを並べた「摘果みかんそば」、ミカン汁入りのたれを添えた「生春巻き」、ミカン汁入りのドレッシングを使った「シーザーサラダ」、はちみつと炭酸水で割った「みかんスカッシュ」の４品。
暑い夏の食卓にピッタリの爽やかなメニューが揃いました。
参加した子供たちに話を聞くと、「自分でミカンを搾るのが楽しかった」と大満足の様子でした。
静岡大学公認サークル「静大みかんクラブ」の学生も多数参加し、静岡のミカンの魅力を発信する活動に取り組む「静岡みかんパートナークラブ」から今後も目が離せません。
