露地ミカンのトップバッター、「極早生ミカン」の出荷作業に潜入!の画像

 JAしみずの柑橘共選場にて、「極早生ミカン」の出荷が始まりました!

 「極早生ミカン」は、露地(=屋外)栽培のミカンの内で最も早く出荷が始まり、ミカンシーズンの始まりを告げるミカンでもあります。(ちなみに、すべてのミカンの中で最も早いのが「ハウスミカン」です!)
 一昨年、昨年よりもさらに今年は出荷時期が早まり、今回はその作業を取材してきました。

 

 生産者の方たちが次々とトラックからミカンの入ったカゴを下ろしていきます。パレットに乗せられたカゴたちはベルトコンベアに運ばれ、中のミカンのみが上階の選別施設へ上がっていきます。

 

 下から運ばれてきたミカンは「1次選果台」へ出てきます。ここでは、人の目によって手作業で見た目のよくないものを取り除きます。まず選別基準を確認しあい、いよいよ作業の開始です。ベルトコンベアを埋め尽くすほどの大量のミカンが流れてきますが、皆さん慣れた手つきで、次々と選別されていました。

 

 人の目による選別が行われた次は、機械による選別です。ミカンが通るときに光を当てて、カメラで大きさ・色・見た目を判別しています。

 

 サイズや色ごとにベルトコンベアからミカンは下ろされてゆき、二次選果台で再び人の手でチェックが行われます。ここを通ると、ついに箱詰めです!

 

 今年の「極早生ミカン」は7月の長雨による影響も懸念されていましたが、8月に日照が回復し味も上々。糖度は平均9度程と例年よりも甘めになっているとのことです。通常のミカンに比べて緑がかった見た目をしていますが、皮も剥きやすく、しっかりと甘みもありました!

 

 出荷されたミカンは、JAしみずの産直プラザ「ふれっぴー」各店舗で9/8(火)より、アンテナショップの「きらり」で9/9(水)より店頭に並んでいます。