みなさんがイメージする、緑色の果肉で甘酸っぱい味のキウイフルーツは「ヘイワード」という品種です。今回は、その「ヘイワード」ではなく、静岡生まれのキウイフルーツ「レインボーレッド」を紹介します。
「レインボーレッド」は、名前の由来にもなっている実の中心の鮮やかな赤い果肉と濃厚な甘さが特徴です。その甘さはキウイフルーツのイメージとはかけ離れ、別のフルーツと思える程です。また、見た目は「ヘイワード」と比べて小振りで果皮の毛が少なめです。
農家さんによると、耳たぶくらいの柔らかさになると食べ頃で、食べる前に冷蔵庫に入れ半分に切ってスプーンで食べるのがおすすめとのこと。また「ヘイワード」と比べると酸味が少ないため、ヨーグルトと相性が良いそうです。
「レインボーレッド」は9月下旬に収穫し、専用の冷蔵庫で保管し追熟させた後、出荷をしています。長期間の冷蔵保存ができる「ヘイワード」に比べ「レインボーレッド」は冷蔵でも追熟がすすんでしまうため、市場に出回る期間は1か月ほどと、とても短いです。お店で見かけた際は、お早めにお買い求めください。
静岡市のレインボーレッドはJA静岡市ファーマーズマーケットじまん市各店(北部じまん市、あさはたじまん市、しづはたじまん市、南部じまん市、長田じまん市)、JAしみずアンテナショップきらり や市内一部スーパーで10月14日頃から購入することができます。