8月31日は「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせから「野菜の日」と、全国青果物商業協同組合連合会など9団体が、昭和53年に定めた記念日です。
静岡市内では色々な野菜が生産されていますが、これから注目の野菜のひとつである「サヤインゲン」を紹介します。
市内では葵区の山間部を中心に「サヤインゲン」の栽培に力を入れ始めています。夏が涼しい気候とお茶農家の閑散期に作業が可能な特性を活かし、徐々に生産者が増えてきているのです。
静岡市山間部の清沢地区にあるJA静岡市清沢支店では、6月下旬から10月にかけて毎週月水金曜日にサヤインゲンの集荷作業があり、農家さん達が荷物を抱え集まってきます。
16名の生産者からなる久能尾(きゅうのお)生産組合は、お茶農家を中心に5年前からできた組織で農協職員と協力して約20aの畑で生産を続けています。
部会長の湯本さんは、「みんなでワイワイ集まって出荷をするのが楽しくて励みになるんだよ。仲間を増やしてたくさんインゲンを作って、多くの人に食べてほしい。」と笑顔で話してくれました。
お勧めの食べ方は、さっと茹でてそのままマヨネーズをつけるのが良いそうです。他にも天ぷら、胡麻和えにしても美味しいです。
スーパーやJA静岡市「じまん市」などで「静岡インゲン」を見つけることができたら、是非、農家のみなさんの想いも想像して手に取ってみてください。
白い花が咲きます。