春夏秋冬、どの季節も地元の旬の柑橘類が楽しめるのが静岡市。
夏は、なんといってもハウスミカン。
8月のお盆に向けて出荷ができるよう、一般的に10月に収穫が始まる早生の品種を、暖かいハウスの中で3か月程前倒しして栽培しています。
市内で生産が盛んな清水区小島地区のハウスを訪ねると、朝早くから収穫に取り組む農家さん達の姿がありました。
時には40℃近くなるというハウスの中で、肩から掛けたカゴいっぱいにミカンを切っては移し替えるという作業が繰り返し続きます。
「ハウス栽培は、露地に比べて病気になりにくく、虫もつきにくい。だから、見た目の美しさと甘さが大事なんだよ。」と農家さん。
ハウスミカンは、果実に陽が良く当たるよう枝をひもで吊り上げたり、水分や温度を適切に管理したりと、果実が小さい頃から農家さんの細やかな作業が欠かせません。
農家さんの愛情が詰まった甘くて美味しいハウスミカン。
今年のお盆には、ご家族揃ってぜひお召し上がりください。
清水のハウスミカンは、産直プラザふれっぴー各店やJAしみずグリーンセンター、アンテナショップきらり などでお買い求めいただけます。