5月中旬、静岡市内の温州みかんの畑に足を運ぶと、白くて可愛らしい静岡市特産の青島みかんの花があちらこちらに咲いていました。
みかんの木をよく観察すると、白い花やつぼみの他に、濃い緑色の葉と黄緑色の葉が混じっているのがわかります。
若々しい黄緑色の葉はこの春伸び始めたもので、「新葉(しんよう)」と呼ばれています。
新葉や春の芽が空に向かって力強く伸びる様子からは、初夏の息吹を感じます。
花が咲き終わると、みかんの実がだんだんと生長していきます。
市内産の美味しいみかんが食べられる秋に向けて、今年も期待が膨らみます。