江戸時代から有名な静岡のとろろ汁、自生するヤマイモは掘るのがなかなか大変ですが藁科地区等では自然薯の栽培が盛んです。生産者12名が所属するほんやま自然薯部会では、土の入ったビニールの筒の中で自然薯を育てる“ほんやま方式”という独自の栽培方法で特許を取得しています。
写真のようにビニールの筒を重ね、自然薯を横に伸ばしていきます。
この栽培方法を行うと、自然薯が真っ直ぐに育ちやすくなる上に、収穫作業の負担も軽くできて一石二鳥だそうです。
自然薯の出荷は10月上旬からすでに始まっており、年明けの1月末まで続きます。
擦ってとろろにしてもよし、輪切りにして炒めてもよし、お好みの方法で滋味に富んだ自然薯の味を堪能してみてください。
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