「折戸なす推進協議会」が発足しました!の画像

折戸なす丼P1030908 (1)静岡市は、清水区三保地区で栽培されている「折戸なす」の生産と消費の振興を図るため、7月8日(水)、生産者(折戸なす研究会、JAしみず)と流通企業(イオンリテール㈱、マックスバリュ東海㈱)行政(静岡県、静岡市)の6団体が連携して、「折戸なす推進協議会」を設立しました。当日は、各団体の代表者が参加して設立趣意書の締結式を行いました。

折戸なす」は、江戸時代、家康公に献上されていたことが伝わる作物で、明治以降、栽培が途絶えていましたが、平成17年に国の研究機関に保存されていた種を譲り受け、栽培が復活した伝統野菜です。現在、「折戸なす」の生産量は約12トン、生産者は9名。協議会の設立により、各団体が生産技術の確立、販売先の確保、情報発信等を行い、生産と消費の拡大に向け連携して活動していきます。

設立趣意書の締結後、折戸なすを使った試食会が行われ、「折戸なすの揚げ浸し」「ピクルス」「なす丼」を披露し、参加された皆様に試食していただきました。「折戸なす」は、今が最盛期で、県内のイオン、マックスバリュの店舗やJAしみずアンテナショップきらりで販売されています。今後も、多くの皆様の食卓に「折戸なす」をお届けできるよう、関係団体が協力して取り組んでいきます。