祝!世界農業遺産認定「静岡水わさびの伝統栽培」の画像

3月8日~9日にイタリア・ローマの国連食糧農業機関(FAO)本部で開催された、世界農業遺産科学助言グループ(SAG)による審査会において、静岡わさび農業遺産推進協議会が申請していた「静岡水わさびの伝統栽培」が、世界農業遺産に認定されました!

わさび栽培発祥の地である葵区有東木(うとうぎ)等、オクシズといわれる静岡の中山間地では豊富な清流を活かした農業技術が開発されわさびの生産が盛んに行われています。

わさびは根も茎も葉っぱも食用として出荷されます。「わさび漬け」や「わさび味噌」等の加工品も多く作られています。辛さの中に独特の甘みがあるのが生わさびの特徴です。ぜひ、世界に誇る静岡のわさびを味わってください。

【世界農業遺産】
社会や環境に適応しながら何世代にもわたり形づくられてきた農業の土地利用、伝統的な農業と、それに関わって育まれた文化、ランドスケープ、生物多様性などが一体となった世界的に重要な農業システムを国連食糧農業機関(FAO)が認定する仕組みです。