みなさんは「三日とろろ」という風習があることをご存知でしょうか。
主に東北や北関東地方の正月行事であるそうですが、1月3日にとろろ汁を食べるという風習です。
なぜ1月3日に食べるのかというと、願掛けのような意味もありますが、
◆長生きする
◆とろろには風邪予防の効果があり、その1年風邪を引かない
◆とろろには整腸作用・滋養強壮作用があるため、おせち料理などで疲れた胃をいたわる
といった理由があります。
また、とろろご飯というと、麦とろご飯を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、麦は食物繊維が多く、消化に時間がかかり胃への負担が大きいので三日とろろを召し上がるには白いご飯の方が適しています。
静岡市では、栽培方法にこだわった「本山自然薯」をはじめ、様々な自然薯が生産されています。お正月には是非、静岡市の自然薯で三日とろろを食べましょう。