「太田ポンカン」の収穫作業を体験してみました!の画像

2022年も終わりを迎えようとしている12月某日。

これから柑橘類が本格的な旬を迎えます。

今回はその一つ「太田ポンカン」の収穫作業を体験してみました!

ちなみに「太田ポンカン」とは清水区庵原で1940年代に太田敏雄氏が発見したポンカンです。

場所は清水区庵原の景色のよい畑です。

雲一つない最っ高の天気でまさに収穫日和です!

 

まず実っている果実をみかん切鋏(はさみ)でひとつひとつ丁寧に切っていきます。

このとき果実に傷がついてしまうと病気の原因となってしまうので、

初めに果実に枝が残るように余裕をもって切った後、今度は果実の根本から切ります。2回に分けて切ることで果実を傷つけることなく根本から切ることができます。

 

 

切った果実は肩掛けカゴに入れていきます。カゴを肩に掛けながら切る作業を行うのでじわじわカゴが重くなっていきます。

カゴがいっぱいになったらコンテナに移していきます。

 

 

コンテナがいっぱいになったらトラックに積みこんでいきます。

ぎっしり詰まっているのでかなーり重くて大変です!

 

これらは小屋に運ばれた後、選果が行われます。

ここで果実のサイズや外見などをみて選果を行います。

ベテランの方の鍛えられた眼でどんどんどんどん仕分けられていきました。

 

選果を始めて約2時間かけてやっとこれだけの果実が仕分けされました。

今回仕分けをした果実は柑橘共同選果場に運ばれ更に細かい選果が行われた後、出荷されます。

 

今回1日収穫から選果まで体験させてもらいましたが、終わるころには汗びっしょりでクタクタになっていました。

ただ大変だった分、柑橘を今までよりもおいしく味わえそうな気もします。

 

これから本格的なシーズンを迎える静岡市の柑橘。

農業者さんの思いを想像しながら食べてみたらまた違った味わいが楽しめるかも...?

 

静岡市では、後継者不足や高齢化による人手不足に悩む農業者と農業をサポートしたい消費者を結ぶ「援農ボランティア事業」を実施しています。

お茶やみかんの収穫などをはじめ季節ごとに様々な農産物でボランティアを募集しています。

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【静岡市】援農ボランティア事業について