食欲の秋には静岡でも多くの作物が採れます。なかでも「あさはた蓮根」と「ほんやま自然薯」が旬を迎えています!
あさはたの沼地で育てられる「あさはた蓮根」は噛めば噛むほど甘く、緻密な蓮根に育つのが特徴です。
あさはた蓮根は何節かつながった状態でも出荷されているため、サラダや酢ばすなどに柔らかくシャキシャキしている芽の側(小さい・地中側)、揚げ物・煮物などに粘りとホクホク感のある葉側(大きい・地表側)、といった風に使い分けるのもおすすめです!
ほんやま自然薯はお茶の生産地としても有名な葵区の本山地区で生産され、ビニール筒を使って畑で育てる「ほんやま方式」で作られています。味・香り・粘りの良い「むかご(種いも)」を選抜して栽培されており、まっすぐな自然薯になるのが特徴です。
炊き込みご飯などに活躍する「むかご」や、切りそろえられて真空パックに梱包されたもの、すりおろしのパックなども販売されていますので、様々な楽しみ方ができますね!
また、徳川家康がヤマイモとあさはた蓮根を一緒にすりつぶしたものをご飯にかけて食べていたという逸話も残っており、これを再現するのもいいかもしれません。
あさはた蓮根、ほんやま自然薯ともに10月初旬から出荷がスタートし、年末までをメインに販売される予定です。JA静岡市の各じまん市(あさはた蓮根はあさはたじまん市)やじまん館、一部スーパーなどで購入することが出来ます。