秋の味覚第1弾!ギンナンが旬を迎えていますの画像

イチョウの種であるギンナン。イチョウの紅葉はもう少し先ですが、ギンナンは一足先に旬を迎えています。

清水の宝之窪共選場は、全国に先駆けてギンナンの果肉剥きの機械化を導入した国内有数の産地で、今年は約16ヘクタールのイチョウ林から約38トンの出荷を予定しています。品種は早生品種である「金兵衛(きんべえ)」から始まり、中生品種で苦みが少ない主力の「久寿(きゅうじゅ)」、晩生の「藤九郎(とうくろう)」と続きます。

 

園地内は森の中のようです

ギンナンは収穫後に機械で果肉を剥き、種だけにしたものを水洗いして選別、天日干しにしてから、真空パックにして出荷します。ギンナンはかたい殻に覆われた姿のため一見日持ちしそうに見えるのですが、中の実がみずみずしく、鮮やかな翡翠色を楽しむにはなるべく早めに食べるのがよいそうです。そのため、宝之窪共選場のギンナンは真空パックにして鮮度が保てるように工夫されています。

天日干し中のギンナン

 

生産者の方によると、茶わん蒸しなどはもちろんのこと、素揚げにして食べるのがおすすめとのことです。産直プラザ「ふれっぴー」やアンテナショップ「きらり」で購入することできるので、ぜひご賞味ください!

生産者の青木ご兄妹