プラムの収穫体験が行われました!の画像

 JAしみず青壮年部庵原支部の主催で、こども園の園児39人がプラム(すもも)の収穫体験をしました。天候が心配されていましたが、なんとか持ちこたえ、このところの大雨の影響もほとんどありませんでした。

 園児たちはまず、赤い実は酸味が強めで、紫がかった実が甘いといったことや、3月頃には綺麗な白い花を咲かせるといったプラムに関しての説明を聞いてから収穫に入りました。

 畑の中では、頭上に真っ赤に熟れたプラムがたくさん生っていて、まるでトンネルのようです。

収穫体験をした「サンタローザ」という品種はほとんど出荷がされないものですが、ほかにも静岡市では出荷時期の順に「大石早生」「ソルダム」「太陽」、その他「李王」といった品種が主に栽培されています。

 園児たちは自分で選んだ実を取って、よく洗ってから丸かじり。「リンゴみたい!」とか「桃みたいな匂いがする!」と、プラムを初めて見た子も含めおいしそうに食べていました。

 プラムの表面にはブドウなどと同じく「ブルーム」という白い粉がついています。これはプラムが自身を菌や酸化、水分の蒸発から守るために出しているもので、時間の経過や輸送時の擦れなどで消えてゆくため、これが多くついているものは新鮮ということです!(ブルームは食べても問題ありません)

 表面を布などで優しく拭くと、艶やかで小ぶりのリンゴのような本来の見た目が現れます。

 市販のプラムに関してですが、近日中に最後の出荷がある「ソルダム」は見た目がやや赤くなったくらい、これから出荷の始まる「太陽」は色が濃くなり果肉が柔らかくなったら食べごろとのことです!種類によって食べごろの見た目やサインは異なるので、プラムを購入される際は品種も気にしてみてくださいね!

 静岡市のプラムはJAしみずのグリーンセンターや市内各スーパーなどで購入することができます。