いよいよ梅雨入り、スーパーの店頭では袋詰めされた「梅の実」がたくさん並び始めています。
5月下旬、清水区小島地区で「梅の栽培」と「梅干しづくり」をされている堀池さんを訪ねました。
葉が青々と茂った梅の木には、ほんのり色づいた梅がいくつもなっていました。
梅の外側が色づき、中の種が少し黒くなっている実を手に取ると簡単に収穫できるそうで、堀池さんは手際よく収穫をしていきます。
収穫された梅は、1日から2日程度貯蔵してから「梅干しづくり」が始まります。
写真は昨年漬けた「梅干し」で、色鮮やかな実で思わず口がキュッとすぼまります!
「梅干しづくり」は、①梅に塩をふり、重石をのせ、梅から水分を出す、②梅雨明け後、梅をまんべんなく天日干しする、③やわらかいシソの葉を丁寧にもみこんだものに、天日干しした実を漬け込む等、ひと手間もふた手間もかかります。
このように丁寧に作られた堀池さんの「梅干し」、10年程前にJA大分大山町で開かれた「第5回全国梅干しコンクール」の梅干しの部で最優秀賞を受賞したことがあるそうです。
また、12年程前から地元の小学校で「梅干しづくり」の指導をしており、「毎年10人くらい梅干し嫌いがいるけど、自分の手で作ると好きになってくれるのよ!」と嬉しそうに話してくれました。
今回、ご紹介した「梅干し」は「梅ちゃんの梅干し」という商品名でJAしみずアンテナショップきらりなどで販売しています。
昔ながらの美味しい「梅干し」を食べて、これからの暑さを乗り切ってみてはいかがでしょう。