初夏の訪れを告げる‘びわ’の出荷が5月27日より清水区興津でスタートしました。
今年の初集荷を迎えたこの日、地区内14名のうち6名の生産者が、大きさごとにパック詰めされたびわをJAしみずの集荷場へ持ち込みました。
生産者代表の飯田通義さんにお話を伺ったところ、今年は天候が良く、気温が高めであることから、例年に比べて出荷時期が1週間ほど早まったとのこと。「大玉の果実が多いのはうれしいが、高温で果実の着色が早くなり、収穫や出荷が集中してしまい生産者は大変です」とおっしゃっていました。
旧東海道の景勝地・さった峠周辺では、駿河湾に面した傾斜地で‘田中’という品種のびわが多く栽培され、この時期の週末にウォーキングで訪れる方は、果実にグレー色や白色の袋が掛けられた多くのびわの木を見ることができます。
同地区のビワの出荷期間は例年3週間程度と短く、今年は6月15日頃まで。
市内スーパー、JAしみずアンテナショップ‘きらり’などで販売されています。