清水生まれの金柑「こん太」の出荷が1月21日(月)から始まりました。
JAしみずの選果場を尋ねると、早朝から農家さんたちが続々と完熟の「こん太」を運び込んでいました。
持ち込まれた「こん太」は選果機で実の大きさを区分けします。
その後、スタッフが見た目をチェックし、キズがつかないように一粒一粒丁寧に箱詰めされ、県内のほか関東などの市場へ出荷されていきます。
糖度20度以上で、他の金柑とは一線を画す甘さが特徴の「こん太」。
平成2年に「ニンポウキンカン」の枝変わりが発見され、平成14年に品種登録。
現在、発見者である近藤恭史さんを含む12名が、JAしみず管内で栽培しています。
「金柑=苦い」のイメージを覆す「こん太」。
「とにかく一度食べてみて、その違いを実感してほしい」と、農家さんたちから熱いメッセージをいただきました。
出荷期間は3月半ばまで続きます。
つやつやの実を、皮ごと豪快に丸かじりしてその甘さを体感してみてはいかがでしょうか。
清水の「こん太」は、JAしみずアンテナショップきらりの他、県内の一部スーパーでも取扱われます。