知って得する「不知火(しらぬい)」の秘密の画像

 皆さんは「不知火(しらぬい)」という柑橘類を知っていますか?

 「不知火」は、清水生まれの柑橘「はるみ」と同じ、「清見」と「ポンカン」を掛け合わせた品種で、静岡市内では、葵区の麻機・瀬名地区や清水区などで生産されています。樹上で完熟してから収穫されるため、甘みが強く、ヘタの部分の凸の形が特徴的な柑橘です。皮は少々硬めですが手でむくこともでき、種もほとんどないためパクッと食べることができるのも「不知火」の魅力です。

 ところで、皆さんは柑橘の種類で「デコポン」という名前を耳にしたことはありますか。
 実は、「デコポン」の正体はこの「不知火」なのです。
 「デコポン」は、「不知火」を販売する際に使われる名前で、指定のJAから出荷される「不知火」のうち、糖度や酸度の基準を満たしたものだけが「デコポン」を名乗ることが出来ます。


 甘くてジューシーな静岡市産「不知火」は、JA静岡市ファーマーズマーケットじまん市、JA静岡市柑橘共同選果場、ネットじまん市、JAしみずアンテナショップきらり、グリーンセンターのほか、市内の一部スーパーで3月末頃(JA静岡市とJAしみずでは出荷時期が異なります。)まで購入できます。是非ご賞味ください。