「オンシジウム」ってどんな花?の画像

みなさんは静岡市清水区の興津・小島地区で生産されている「オンシジウム」を知っていますか?
黄色や赤色の小さな花が咲き、その形はまるでドレスを着た女性のようにも見える洋ランの一種で、主に秋に出荷のピークを迎えます。
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オンシジウムの特徴は、まっすぐに伸びた茎が幾重にも横に広がり、それぞれの段に小さな花がいくつも咲くこと。茎の付け根に近い花から順番に咲いていきます。 ???????????????????????????????
オンシジウムを栽培するハウスを訪ねると、花全体がまばゆい黄色の品種「イエローエンジェル」が一面に広がり、年末に向けて作業が進められていました。
「1年に1度花が咲くオンシジウムは、年間を通じて太陽の光と水分の調節、ハウスの温度管理が一番大事です」と話す農家さん。全体的に花が咲き始めたものから1本1本ハサミで丁寧に切っていきます。束ねた時に小さな花が絡んでとれてしまわないよう注意を払います。
摘んだ花は農家さん自ら5つの階級に仕分けし、ダンボールに入れて集荷場に運びます。一番高く伸びた先端から切り取った所までの長さや、横に延びる長さが長いほど、また、花が多いものほどボリュームがあって好まれるそうです。

オンシジウムは、主に東京方面の市場へ出荷されています。
地元では、JAしみずのグリーンセンターや、興津の朝市(JAしみず興津支店:静岡市清水区興津中町 1345-3で平日朝に開催)に並ぶことがあります。
年末年始は、小柄で可愛らしいオンシジウムに癒されてみてはいかがでしょうか。???????????????????????????????