
みなさんは「赤いキウイ」を食べたことがありますか?
爽やかな秋の訪れとともに、静岡市駿河区・長田の集出荷場にて、地元生産者によるキウイフルーツ「レインボーレッド」の初出荷が行われました。今回は8名の生産者が約2.2トンの果実を持ち込み、JAの職員が出荷用にひとつひとつ手作業で実の硬さ・傷の有無を慎重に確認しました。

この「レインボーレッド」は、静岡県で誕生した品種で、その名のとおり、果肉の中心から鮮やかな赤色が広がる美しい断面が特徴です。
早生品種として9月中下旬に収穫し、5℃以下で冷蔵保管のうえ、10月中旬から出荷を開始する流通期間の短い、まさに希少なキウイです。
糖度はなんと 平均20度前後 に達し、酸味が少ないのが特徴で、「キウイの酸味が苦手」という方にもおすすめです。
皮に毛が少ないので、剥きやすいのも嬉しいポイント。
JA静岡市キウイフルーツ委員会12名で10月末までに4.7トンを出荷する予定で、県内市場の他、JAファーマーズマーケット「じまん市」などでも販売されます。流通が限られるため、店頭で見かけたら“迷わず手にとりたい一品”です。
JA静岡市南部総合経済センターの森一生係長は「暑さによる日焼けや落葉の心配もありましたが、予想以上の収量・出来でした。流通期間が短く、希少なキウイですので、見つけたらぜひ味わってほしい」と語っています。

静岡の秋を感じる“甘くて美しい”キウイフルーツ。店頭で出会えたら、ぜひその希少価値と極上の甘さを“今だけ”の味わいとして楽しんでみてください!







