
7月14日に静岡市をホームタウンとするプロ野球チーム「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の選手たちが、清水区庵原地区のみかん農園で農作業ボランティアを行いました!
この活動は、チームと静岡市、JAしみずが連携し、地域農業の課題に寄り添いながら、地元農産物への理解と関心を深めてもらおうという取り組みで、三者が連携するのは今回が初めてです。
今回の作業は青島温州の「摘果作業」。
当日は晴天に恵まれ、真夏のような暑さのなか、大生虎史選手、山田門選手、濵本建選手の3名が参加。
初めにJAしみずの担当者から摘果作業について説明を受けた後、さっそく作業に取りかかりました。
作業が行われたのは、「片面交互結実(かためんこうごけつじつ)栽培」という方法を取り入れているみかん農園。
これは、木の片側の実をすべて摘果し、もう片側だけを実らせることで、翌年に逆側を実らせる…というサイクルを繰り返す栽培方法。
JAしみずと静岡県が連携して研究・実証を進めており、作業負担を軽くしながら、収穫量を安定させる効果が期待されています。
手作業で次々と実を落としていく中、選手たちは「思った以上に重労働ですね」と話しながらも、真剣な表情で取り組んでいました。
この日は気温も高く、厳しい暑さの中での作業となりましたが、最終的におよそ100kg分の摘果を行い、農園の一角がすっきりと整えられました。
このボランティア活動は年間を通じて実施される予定で、次回は8月にマルチ敷作業が行われる予定です。