特許技術『ほんやま方式』で栽培! ほんやま自然薯 初出荷‼の画像

10月9日は、ほんやま自然薯の初出荷が行われ、朝からJA静岡市ほんやま自然薯部会の農家さんたちが、丹精込めて育てた自然薯をJA静岡市中藁支店に持ち寄りました。


続々とJA静岡市中藁支店へほんやま自然薯が運ばれてきます。

 

ほんやま自然薯はお茶の生産地としても有名な藁科地区等で生産され、ビニール筒を使って育てる独自栽培方法「ほんやま方式」で作られています。『ほんやま方式』で作られた自然薯は味・香り・粘りが強く、真っすぐ伸びた見た目も特徴です。

『ほんやま方式』=部会員が考案した特許技術。底に板を取り付けたビニール筒を利用する。筒に沿って成長するため、真っすぐ立派な自然薯に育ちます。

 

JA静岡市藁科地域指導員の自然薯担当者 繁田さんからは、「昨年度は、8月後半の長雨により思うような生育ができず、初出荷時の本数が600本にとどまった。今回はその経験を活かし、水量を調節しその結果、色が白色で、昨年度よりも太くしっかりした自然薯ができた。今年度の目標は出荷量50トン。これから年末まで部会の皆さんと出荷に向けて頑張っていく。」と言葉をいただきました。

⇒JA静岡市藁科地域指導員 繁田さん。繁田さんのおススメの食べ方は「磯辺揚げ」

 

藤田部会長からは、「天候に恵まれ、潅水(かんすい:植物の生育環境を整える目的で水を与えること)に苦労したが、白く、粘りや香りがいいものが出来、皆さんに良いものが提供できる。是非ご賞味いただきたい。また、今年は新規就農者として若手のホープが2人就農した。」と笑顔もいただきました。

⇒ほんやま自然薯の封詰めを行うJA静岡市ほんやま自然薯部会   藤田部会長。イチオシの食べ方は、やっぱり「とろろ汁」

 

今年から新規就農者として自然薯の本格栽培を始めた佐藤敦史さん。自慢の自然薯を見せていただきました。

 

今回の初出荷で持ち寄られた自然薯は、3,000本以上。これから静岡市卸売市場をはじめ、東は東京、西は大阪、浜松市や名古屋市に笑顔を届けに出荷されます。

ほんやま自然薯の断面。白色の身が特徴の自然薯。大事に育てられたので、汚れが一つもありません。

藤田部会長のイチオシの「とろろ汁」その香りが食欲をそそります。


JA静岡市ほんやま自然薯部会の皆さん。毎年美味しい自然薯をありがとうございます。

 

ほんやま自然薯は、JA静岡市のファーマーズマーケット(各じまん市)や一部スーパーなどで購入することが出来ます。