
JAしみず柑橘共選場では、ゆら早生ミカンの初出荷が10月6日より始まりました。
今年の静岡市は、6月中旬から気温30度を超す厳しい暑さが続き、高温障害による果実の日焼けなどミカンの生育が心配されましたが、農家や農協職員からは品質や糖度は昨年度以上で良好なものができたと笑顔が見えました。
次々とミカン農家から柑橘共選場へゆら早生ミカンが運ばれていきます。
ミカン農家から集められたゆら早生ミカン。選果の時を静かに待ってます。
機械センサーを通過するゆら早生ミカン。品質(味、大きさ)で等級別に仕分けられます。
極早生品種の「ゆら早生ミカン」は、甘みが強く、酸味とのバランスが良く濃厚な風味が特徴。小ぶりでホロ(ミカンの実の薄皮部分を静岡では「ホロ」と呼びます。)が薄く、食べやすいミカンです。また、ゆら早生ミカンは需要量に比べて生産量が少ない為、スーパーなどで見かけましたら、ぜひ手に取り、食べてみてください。
箱詰めされたミカンは静岡県内の販売店と京浜方面の青果市場へと旅立ちます。
ゆら早生ミカンの後は、11月に早生温州、12月には主力品種の青島温州が相次いで出荷されます。静岡の味をぜひ堪能してください。